第4回 データ・フリーソフト等の使い方

実施日:1996年7月4日




目次
  1. 情報センターのマシンで使えるデータ類
  2. 情報センターのマシンで使えるツール類
  3. anonymous ftpの仕方
  4. 圧縮されたファイルの解凍の仕方
  5. こまめにバックアップしよう!
  6. PPPサービス  

  1. 情報センターのマシンで使えるデータ類
    • 震源データ
      データの種類カッコ内は現在の収集期間anonymous FT注意事項
      JUNEC国立大学観測網地震カタログ(1985-1991)/pub/data/junec 
      JMA 速報気象庁の速報データ(1994-1995)/pub/data/jma/hypoguestでftp
      JMA 月報気象庁の月報ファイル(1963-1992)/pub/data/jma/geppoguestでftp
      ISC震源データISCによる世界の地震の震源カタログ(1904-1993)/ARCHIVES/isckarasu(所内のみ)
      USGS 震源データUSGSによる世界の地震の震源速報(1979-1995)/pub/data/usgs/pde 
      宇津カタログ日本の歴史被害地震/pub/data/utsu 
      理科年表理科年表に載っているカタログ/pub/data/rika 
      松浦、唐鎌 /pub/data/matsukara 
      ※guestでftpするにはクライアントのマシンのインターネットアドレスの末尾がac.jpかgo.jpである必要があります。

    • 火山地形データ (データ提供:安田氏)
          HOST: ftp.eri.u-tokyo.ac.jp
          LOCATION: /pub/data/volcano 
      README ファイルより			
       Contents in Volcano.DataBase/GSI        1996.5.31			
      				
        以下のファイルは、国土地理院地理調査部が平成7年3月に発行した、			
        「全国の火山地形データ一覧表」CD-ROM版に掲載されたデータを、			
        パーソナルコンピューターやWS等で利用しやすいように連結加工した
        ものです。			
      				
        次のようなファイル群から構成されています。			
        1. erup.*.*:噴火記録			
        2. name.*.*:火山の名称・位置・標高			
        3. geol.*.*:火山地形データ			
        4. disa.*.*:過去に起きた火山災害の種類			
        5. town.*.*:火山および噴火堆積物が分布する市町村名			
        6. air.*.*:空中写真(国土地理院・米軍)の写真番号			
      				
         *.*の部分は、			
          excel5.hqx:MacintoshのExecl5.0形式のファイルをBinHex変換したもの。			
          txt.euc:tab区切りのテキストデータ。日本語コードはeuc形式。			
          txt.jis:tab区切りのテキストデータ。日本語コードはjis形式。			
          txt.sj:tab区切りのテキストデータ。日本語コードはshift-jis形式。			
      				
        これらすべてをまとめてtarファイルの形式にしたものが、gsi.tarです。			
      				
      
    • 地震予知観測点一覧(大学版)
          HOST: ftp.eri.u-tokyo.ac.jp
          LOCATION: /pub/data/univ/stations 

    • 地磁気データ(データについての問い合わせは笹井氏まで)
          HOST: ftp.eri.u-tokyo.ac.jp
          LOCATION: /pub/data/magne 

    • 地震波形データ
      これらについては次の「地震研で使えるツール類」の地震関係の項目を見て下さい。

    • 地形データ
      以下のデータは情報センターのマシンから使うことができます。

      データの種類 データの場所
      水路部データJPN.1960.2680.grd/usr/local/lib/gmt/
      /usr/local/gmt/lib/
      etopo5.datこのデータは地震研で購入したものです。勝手にコピーをする事はできません。/usr/local/pltopo/BATH/

                             ⇒
  2. 情報センターのマシンで使えるツール類
    • エディタ
      コマンド kamo族から
      の利用
      eic族
      からの利用
      emacs日本語GNU Emacs
      vi 
      stevie日本語vi クローン

    • お絵かき関係
      コマンド マニュアル
      の所在
      kamo族から
      の利用
      eic族から
      の利用
      ghostviewPostScriptのデータを表示する。
      X端末を利用している場合にはこれを用いる。
      /usr/local/
      src/ghostview/
      ghostview.ps
      xvgif, jpegなどのフォーマットで描かれたイメージデータを表示する。/opt/local/manual/
      xv301doc.ps

      (ver3.01)

      (ver3.00)
      gs  
      mpeg_play動画(mpegフォーマット)を表示する。 
      GMT (ver3.0) /usr/local/gmt/
      GMT3.0/doc/
      (pltopo)対話形式でカラーの地形図が書けるツール。GMT用のシェルも作る。 ×

      ※カラーポストスクリプトファイルをGIFフォーマットに変換する場合 (kamo族でのみ利用可能)
        % gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=gif8 -sOutputFile=output.gif input.ps quit.ps
      ※モノクロポストスクリプトファイルをGIFフォーマットに変換する場合 (kamo族でのみ利用可能)
        % gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=gifmono -sOutputFile=output.gif input.ps quit.ps

    • ネットワークツール
      コマンド利用方法 等マニュアルの所在kamo族から
      の利用
      eic族
      からの利用
      archiearchie [-acerslt]  [-m hits] [-N level] string
      全世界またはある特定の地域のanonymous ftpサイトにおかれているファイルのリストを収集してデータベース化し、目的のファイル名からそのありかを検索するサーバー。日本で動いているArchieサーバーは
      archie.wide.ad.jp  : WIDEプロジェクト
      archie.kuis.kyoto-u.ac.jp : 京都大学
      archie.iij.ad.jp    : IIJ
      archie.asciinet.or.jp  : アスキー
      archie.foretune.co.jp   : フォア・チューン社
      がある。archie.wide.ad.jpとarchie.iij.ad.jpは全世界のリストを持っている。 一般に、archie のサーバでは、アクセスの集中による異常な負荷をさけるため 同時に接続可能なarchie クライアント数を制限しております。したがって、archie を実行したとき、接続しようとした archie サーバに 他からのアクセスが多数ある場合、サーバにコネクション要求が無視され続け、timed outになることがあります。この現象は、他の archie サーバを選択することにより対処できます。
      オプションについては archie -h と入力すると一覧が出てくる。
      (archie.ascii)アスキーのarchieサーバ 
      (archie.iij)IIJのarchieサーバ 
      (archie.kyoto)京大のarchieサーバ 
      (archie.wide)WIDEのarchieサーバ 
      nslookupドメイン・ネーム・サーバへの会話モードでの問い合わせmanでみてください。
      netscape現在インストールされているのはver2.01。Javaにも対応 
      Mosaic現在のバージョンではjpegのインライン表示はできない。 

    • 地震学関係
      コマンド利用方法 等マニュアルの所在kamo族から
      の利用
      eic族
      からの利用
      sacsacフォーマットの地震波形データを扱うソフト。プロットしたりフィルターをかけたり色々扱える。情報センターまで
      seisv様々なカタログから地震を検索したり、プロットしたりできるツール。(纐纈・吉井)HOST:ftp.eri.u-tokyo.ac.jp/
      Location:/pub/seisv/doc
      erios地震研情報センターに集められている広帯域地震計の連続波形データから自分の欲しい時間のデータを切り出すソフト。(鷹野)[takaに入って利用すること]パスワード等は
      eic_staff@eri.u-tokyo.ac.jp
      までお問い合わせください。
      ××
      gopherIRISデータセンターに集められているM5以上の世界中の地震の速報イベント波形データ利用法はこちら××
      win地震研地震地殻変動観測センターの波形データ、震源マップの表示をみることができます。man win
      利用法はこちら
      ×
      ee地震研地震地殻変動観測センターが展開している観測網のトリガーリスト実行例×

    • その他
      コマンド利用方法 等kamo族から
      の利用
      eic族
      からの利用
      nkfnkf [options] [file]
      ネットワーク用漢字コード変換フィルタ。入力漢字コード系の統計的な自動認識機能があるので、利用者は,入力漢字コード系が何であるかを,知らなくても,出力漢字コード系のみ指定すれば良い。現在,nkfが認識できる入力の漢字コード系は,7ビットJIS,シフトJIS,EUCのいずれかである.
      kamouserskamo族の現在の利用ユーザー名、load avaregeが表示される。
      eicuserseics族の現在の利用ユーザー名、load avaregeが表示される。
                             ⇒
  3. anonymous ftpの仕方
    基本的なanonymous ftpの仕方を知りたい方は
    こちら
                             ⇒
  4. 圧縮されたファイルの解凍の仕方
    拡張子UNIXMacWindowsDOS
    .tartar -xvf xxxxx.tarsuntar kmtar
    .taz (.tar.Z)zcat xxxxx.taz | tar xvf -MacGzip+suntar gzip+kmtar
    .gzgzip -d xxxxx.gzsuntar gzip
    .tgz (.tar.gz)gzip -d xxxxx.tgz | tar xvf -suntar gzip+kmtar
    .Zuncompress xxxxx.Z
    zcat xxxxx.Z
    MacGzipWinZip
    (要lha.exe)
    gzip
    .zipunzipUnZipWinZip
    (要lha.exe)
    unzip
    .hqx StuffIt Expander kmtar
    .lzh (.LZH) MacLHAWinZip
    (要lha.exe)
     
    .sea 自己伸張型  
    .sit StuffIt Expander  
    .cpt StuffIt Expander  

                             ⇒
  5. こまめにバックアップしよう!
    データを取ってくるとファイルの量が膨大になります。ユーザーが利用できるディスクの容量には制限があります。必要なデータはまめにバックアップをとって整理しましょう。
    バックアップの仕方の詳しい説明をみたい方は
    こちら
                             ⇒
  6. 電話回線を利用したネットワーク利用サービスの開始について〜PPP接続サービス〜

    ▼PPPとは....
      PPP(Point-to-Point Protocol)とは回線経由でIP接続するためのプロトコルの一つ。
      これによって自宅のパソコンが所内LANに接続されているようになり、地震研で
      パソコンを使っているのと同じようにEudora,Telnet,Fetch(FTP),Netscape(Mosaic)等
      が使えるようになります。
      情報センターでは、この「PPP接続」サービスを現在行っています。
    ▼情報センターPPP接続サービスについての注意事項
     
      必要な機材は、パソコンの他にモデム(できたら38400bpsが利用可能な高速モデム)
      が必要です。ソフトは、通常のLANで使うTelnetやMacTCPのようなソフトの他に、
      PPP接続のためのドライバが必要です。
      Mac用にはMacPPPというフリーソフトがあり、DOS-V用にも市販品に付属していたり
      フリーソフトとして提供されています。
      これまでのセンター内テスト使用で、異常終了時に回線が使えなくなるなどの問題が
      あることがわかっています。従って、利用希望者は以下の点を守ってください。

      (1)利用者は、必ず情報センターに利用希望を出す。
      (2)利用者は、異常終了などで回線がふさがったと思われる場合は速やかに
         情報センターに連絡して回線を回復してもらう。
      (3)利用者は、利用するモデムの種類、利用時のトラブル状況等を、適時情報
         センターに連絡する。

      なお、現在、センターの電話回線としては2回線しか用意されていません。
      従ってトラブルは他の人の迷惑になりますのでよろしくお願いします。

      電話番号、PPPソフトの設定方法については情報センターに資料を用意して
      おきます。希望者は507号室の瀬川までご連絡ください。

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