最終更新:2009年5月28日
日時:2009年5月27日 水曜日(9:30−17:30)
場所:東京大学地震研究所2号館第2会議室
今年度から開始する「地震及び火山噴火予知のための観測研究計画」の新規主要課題の一つは、地震発生予測システムの構築である。その構築への一つのアプローチは、予測手法の妥当性を評価する枠組み(実験環境)の整備を図り、その枠組みの中で地震予測法の性能比較を行い、そして、その結果に基づいて、予測手法の高度化を目指すことである。この目的に沿って、第一回地震発生予測検証実験(地震活動評価に基づく地震発生予測研究グループ,地震学会ニュースレター,2009年3月号参照)が今年度行われる。本シンポジウムは、実験へ参加する研究者間の相互理解を促す場とする。さらに統計・物理・前兆等に基づく次世代予測手法の可能性を探求する目的で、関連研究分野とのコラボレーションのきっかけを作る場とする。本実験研究の質的向上を迅速に図るために、すでに類似の研究(CSEPプロジェクト: Collaboratory for the Study of Earthquake Predictability)を行っている海外の研究者を交え、意見交換をする。そのために公用語を"英語"とする。本シンポジウムでは、以下の4点について議論を行う。
参加は自由。ただし講演は招待者と実験参加者のみにて行われる。使用言語を"英語"とする。想定参加者数は約30人である。
司会:楠城一嘉(東大地震研)
休憩(11:10-11:30)
昼食(13:00-14:00)
休憩(15:20−15:40)