wck

Section: WIN SYSTEM (1W)
Updated: 2000.8.14
Index Return to Main Contents
 

名称

wck - win 形式ファイルの内容の検査  

形式

wck [ -rmhctu ] [ file [ position ]]

 

解説

wck は、win形式ファイル file の内容の概略を表示します。wck はファイル file を読み、先頭の第1秒分を構成する各チャネルについて、チャネ ル番号(16進数)、サンプリングレート (Hz)、サンプルサイズ(バイト、 ただし win2形式の場合はビット)、チャネル・ヘッダーを含む ブロックサイズ(バイト)を表示します。ただし整数値 position が与えられた場合は、第1秒分の代わりに第(position+1) 秒分についての構成を表示します。このほか、ファイルの全長にわたり、 各秒について、時刻(年〜秒)、1秒分に含まれるチャネル 数と占める大きさ(バイト)を表示します。最後に、ファイルに含 まれる秒数とファイルの大きさ(バイト)を表示します。

file が与えられないか、または "-" である場合は、wck は標準 入力からデータを読みます。出力は常に標準出力です。

wck は引数なしで起動すると簡単な使用法を表示します。  

オプション

-r
入力データがRAW形式のときに指定します。これがデフォールトです。 wck は win2形式に対応しています。
-m
入力データがMON形式のときに指定します。
-h
入力データが高サンプリングレート拡張のRAW形式のときに指定します。
-u
簡単な使用法を表示します。
-c
計数モード。入力に含まれるすべてのチャネルについて、秒数を表示します。
-t
テーブルモード。チャネル番号の全スペース(0000〜FFFF)に ついて、データの存否を表示します。入力ファイル中に1秒分でもあれば、 そのチャネルは「存」です。 1文字が16チャネル分(XXX0〜XXXF)の枠に対応し、その中でデータが存在した チャネルの数(0〜16)を文字または記号(- がゼロ、1〜9が文字通り1〜9、 A〜Gが10〜16の意味)表しています。1行で1024チャネル分、64文字を含み、 全体で64行になります。
 

ソース

`wck.c'
 

関連事項

win(1W), wed(1W), wadd(1W), winformat(1W)


 

Index

名称
形式
解説
オプション
ソース
関連事項