wadd

Section: WIN SYSTEM (1W)
Updated: 1995.7.14
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名称

wadd - 時間の重なった2つの win 形式ファイルの結合  

形式

wadd mainfile subfile [ outdir ]

 

解説

wadd は、win 形式ファイル  mainfile に、 win 形式ファイル  subfile を付け加えて、結果を  mainfile と同じ名前で  outdir で指定されたディレクトリに入れます。  outdir が指定されないと、結果は  mainfile を置き換えます。結果のファイルの時間範囲は  mainfile のそれと一致します。  subfile の中で、  mainfile と同じチャネル番号のデータは無視されます。すなわち、  subfile のうち  mainfile と時間範囲が重なっていて、チャネル番号の異なる部分だけが、  mainfile に付け加えられます。

wadd は win 形式波形ファイルと同じディレクトリで、 波形ファイル名に '.ch' を付け加えたファイルを、 そのチャネル表ファイルであると見なして、チャネル表ファイルも 波形ファイルと同様にして、結果ファイル名に '.ch' を 付け加えたファイル名として合成します。もしチャネル表ファイルが 見つからない場合は、結果のチャネル表ファイルは作られません。

subfile mainfile の開始時刻(第1秒)のデータが含まれていない場合、wadd は 結果のファイルの第1秒分の中に、  subfile が含むチャネルのダミーデータを挿入します。これは、 win(1W) プログラムが第1秒分中に含まれないチャネルを、以降で 無視してしまうことに対応するためです。

同じチャネル構成をもち、時間範囲が前後する2つの win 形式 ファイルを連結するには、 cat(1) が利用できます。

wadd は引数なしで起動すると簡単な使用法を表示します。  

オプション

なし
 

ソース

`wadd.c'
 

関連事項

win(1W), wed(1W), wck(1W), winformat(1W)


 

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