共同利用研究集会「広帯域波動現象とその時間変化の実態解明」

日　時　：
平成30年9月10日（月）・11日（火）
会　場　：
東京大学地震研究所　1号館セミナー室A・B（口頭発表）・2階ラウンジ（ポスター発表）
発表時間：
20分（口頭発表：13分、質疑応答7分）

プログラム

2018年9月10日（月）

13:30　はじめに
古村孝志（東大地震研）
【座長　椎名高裕】
13:35S18-01
九州の散乱減衰・内部減衰の三次元構造
志藤あずさ（九大）
13:55S18-02
内部減衰と速度揺らぎの3次元不均質構造推定の試み
小木曽仁（気象研究所）
14:15S18-03
層構造における leaking mode 計算とその応用
西澤修（土木研究所）・齊藤竜彦（防災科研）・稲崎富士（土木研究所）
14:35-14:55　休憩20分
【座長　江本賢太郎】
14:55S18-04
固結に至っていない粒状体の弾性的性質を把握するための実験実施に向けて
川方裕則（立命館大）
15:15S18-05
非等方輻射震源の地震波振幅のばらつきの方位角変化 －ランダム不均質中の地震動シミュレーションによる評価－
吉本和生（横浜市大）・武村俊介（防災科研）
15:35S18-06
べき乗型スペクトルを持つランダム媒質を伝播するスカラー波束—Born近似とPhase screen近似を用いた波束強度の時空分布の導出—
佐藤春夫・江本賢太郎（東北大）
15:55-16:30　ポスター紹介　（3分×6件）
S18-P01
見掛け輻射特性の空間変化と不均質構造
武村俊介・齊藤竜彦・久保久彦・汐見勝彦（防災科研）
S18-P02
空間領域フィルタによるランダム不均質媒質の作成
江本賢太郎（東北大）・前田拓人（弘前大）
S18-P03
シミュレーション波形を用いた東京湾北部におけるLove波の伝播解析
島津香織・齊藤舞・別府未来・吉本和生（横浜市大）・武村俊介（防災科研）
S18-P04
デコンボリューション解析によるKiK-net千葉観測点直下のS波速度・減衰構造の推定
柴田剛（東北大）
S18-P05
海底圧力計の動的変動記録を用いた震源過程解析—時刻精度の悪いオフライン観測データを用いたCMT解推定手法の検討—
久保田達矢（防災科研）
S18-P06
2016年三重県南東沖地震（Mw 5.9）と南海トラフ巨大地震の準備過程
中野優・兵藤守・仲西理子・山下幹也・堀高峰（JAMSTEC）・神谷眞一郎（防災科研）・鈴木健介・利根川貴志・小平秀一（JAMSTEC）・高橋成実（防災科研）・金田義行（香川大）
16:30–18:00　ポスター発表
18:00　懇親会

2018年9月11日（火）

【座長　武村俊介】
9:00S18-07
表現定理に基づく沿岸の津波増幅特性
前田拓人（弘前大）
9:20S18-08
長周期地震動表面波の伝播シミュレーションのための大陸地殻・海洋スラブモデルの検討
野口科子（予知振興会）・前田拓人（弘前大）・古村孝志（東大地震研）
9:40S18-09
強震観測データ同化に基づく関東平野の長周期地震動の即時予測実験
古村孝志（東大地震研）・前田拓人（弘前大）・大峡充巳（東大地震研）
10:00S18-10
超高速データ同化のためのGreen関数を併用した関東平野の長周期地震動の即時予測実験
大峡充巳・古村孝志（東大地震研）・前田拓人（弘前大）
10:20-10:40　休憩20分
【座長　野口科子】
10:40S18-11
海陸地震観測からわかった北海道南部の島弧－島弧衝突帯から太平洋プレート沈み込み帯前弧域の地下構造
村井芳夫・勝俣啓（北大）・高波鐵夫（カーネギー研）・渡邊智毅（マリン・ワーク・ジャパン）・山品匡史（高知大）・長郁夫（産総研）・田中昌之（気象研）・東龍介（東北大）
11:00S18-12
東北日本で発生する深部低周波地震のスペクトル特性
小菅正裕・春山太一（弘前大）
11:20S18-13
寒冷地すべりの微動特性の時間変化　－北海道厚岸郡沖万別地すべりにおける約２年間の連続観測から－
土井一生・松浦純生・大澤光（京大防災研）・柴崎達也・土佐信一（国土防災技術株式会社）
11:40S18-14
Strong scattering of seismic waves in back-arc beneath Okinawa Trough in Ryukyu subduction zone with implications for the source of rifting
Simanchal Padhy（NGRI）・Takashi Furumura (ERI, Univ. of Tokyo)・ Takuto Maeda（Hirosaki Univ.）
12:00-13:20　昼食
【座長　土井一生】
13:20S18-15
Transverse isotropyでの表面波の扁平率：浅部のP波構造の影響
蓬田清・福島駿（北大）
13:40S18-16
Passive Seismic Imagingにおける干渉イメージ形成についての基礎的検討
渡辺俊樹（名大）
14:00S18-17
地震波速度変化の統計的特徴
中原恒（東北大）
14:20S18-18
新燃岳での地震波速度時間変化における降水量の影響評価
水谷雄太・西田究（東大地震研）
14:40-15:00　休憩20分
【座長　久保田達也】
15:00S18-19
南海トラフ域における海底ノイズ記録を用いた実体波抽出
利根川貴志・荒木英一郎・木村俊則（JAMSTEC）
15:20S18-20
断層近傍におけるDONET強震記録を用いた海底変位波形の計算：水圧記録との比較
水谷歩（北大）
15:40S18-21
ランダムな短波長すべり分布と歪みエネルギー：地震モーメントとエネルギーの関係
齊藤竜彦（防災科研）・野田朱美（防災科研）・吉田圭佑（東北大）・田中佐千子（防災科研）
16:00S18-22
Seismic wave gradiometry法を用いた首都圏地震観測網における地震波動場推定の試み
椎名高裕(東大地震研)・前田拓人（弘前大）・加納将行（東北大）・加藤愛太郎・平田直（東大地震研）
16:20　連絡事項