pick2pick

Section: WIN SYSTEM (1W)
Updated: 2005.4.20
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名称

pick2pick - 他の波形ファイル用への pickfile の書換えフィルター  

形式

pick2pick trgname YY MM DD hh mm ss

 

解説

pick2pick は、win の検測情報ファイル(pickfile(1W))を標準入力から読み込 み、波形ファイルの名前を trgname にし、波形ファイルの先頭時刻を YY MM DD hh mm ss に設定し、標準出力に書き出します。

pick2pick は pickfile(1W) の #p で始まる部分のみを書き換えるのみで、そ の他はそのまま出力されます。

 

バグ

pick2pick はあまりエラーのチェックをしていません。例えば、読み取り値の 範囲の始めが trgname に収まっているかどうかは先頭時刻よりチェックしていますが、終わりの方は 何もチェックしていません。

pickfile(1W)によれば、2001.7以前の版のwinで作られたpickfile の #p での 時間は波形ファイルの先頭から数えた秒数であり、しかも、波形ファイル中に 実際に含まれる秒ブロックの数で数えられる、とあります。古い win で作ら れた pickfile を pick2pick で厳密に動かそうとすれば、元の波形ファイルと 変換先の波形ファイルの中身をチェックし、特定秒ブロックの抜けを把握しな ければなりません。  

関連事項

pickfile(1W)


 

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