ecore

Section: WIN SYSTEM (1W)
Updated: 1995.7.25
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名称

ecore - win 形式ファイルから JARRAY データを作る  

形式

ecore start end rawdir chfile [ outdir ]

 

解説

ecore は、  rawdir ディレクトリにある1分毎の連続 win 形式ファイルから、 時刻 start から end までの期間について、チャネル表ファイル  chfile に指定されたチャネルのデータを抜き出してローパスフィルターを かけ、サンプリングレート 20Hz に間引いた2バイト整数の固定長 ファイルとして  outdir に出力します。 outdir を省略すると、カレントディレクトリに出力されます。 出力ファイルは指定された期間分が1つのファイルになり、内容は 1サンプル間隔ごとにチャネル数だけのデータが並ぶ形式 (チャネル・マルチプレクスされた形式)です。 出力ファイル名は、 start と同じになります。

start end は、年月日時分それぞれ2桁で、'YYMMDDhh.mm' の形式です。 end に指定された「分」の終わりまでが出力されます。 chfile は、1行に1つずつ、16進数でチャネル番号を書いたもので、 各行の先頭の1項目だけが読まれ、残りは無視されます。 先頭が '#' の行は無視されます。

入るべきチャネルのデータがない場合には、データ '0' が入ります。 値が2バイト整数からオーバーフローする場合、データは -32768 また は 32767 にクリップされます。

rawdir では、書き込まれた最新の win 形式ファイル名('YYMMDDhh.mm' 形式) が、ファイル LATEST の内容として書かれていなければなりません。 通常、 rawdirwdisk(1W) または fromtape(1W) の出力ディレクトリです。 ecore は、処理を終わった win 形式ファイル名を、 rawdir のファイル USED に書き込みます。

ecore は引数なしで起動すると簡単な使用法を表示します。  

オプション

なし
 

ソース

`ecore.c'
 

関連事項

fromtape(1W), wdisk(1W)


 

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