Earthquake Information Center
東京大学地震研究所地震予知情報センター
センターの活動と研究
地震予知情報センター
地震予知情報センターは、全国地震予知研究情報ネットワークの 全国センターとしての任を負い、全国規模で得られた地震観測データの収集、 整理、提供を行うとともに、ネットワークやデータベースなどの情報流通基盤の整備、 広帯域地震計観測網の整備などを行っている。全国地震データ流通ネットワーク
また地震や津波の発生メカニズムの研究、国内外の地震データを用いた リアルタイム地震学の研究、インターネットを用いた地震情報提供システムの研究など、 自然地震学から、情報科学までの幅広い研究活動ならびに全国共同研究を 行っている。
本センターでは、全国の地震観測機関と共同で、インターネットを用いた 地震波形データ流通網を開発中である。全国の地震波形データは、 本流通ネットワークを介して、6地域センター等に集積され提供される。 また、全国の観測網をアレー化したJ-arrayデータは、 本センターに集積され提供される。全国広帯域地震計観測網
本センターでは、広帯域地震計の連続波形データ収集ならびに提供システムERIOSを開発し、 全国の各大学等と共同で設置・運営を行い、国内外の研究者にデータ提供している。 また、全国の大学・研究機関の広帯域地震系観測網についての研究連合(通称「PACIFIC21」) の運営にも協力している。国立大学観測網地震カタログ(JUNEC)
本センターでは,全国の国立大学の再検測地震データを統合処理し, 印刷物ならびに磁気テープ,プロッピーディスク等で公開している.インターネットによるデータ収集と提供関連リンク
-> 地震データベースへ
米国のIRIS-DMCのSPYDERシステムを運用し,インターネットを介して 広帯域地震計波形データの転送やユーザへの提供などを行っている.Mwpマグニチュードの早期決定関連リンク
-> 地震波形データベースへ
本センターでは,広帯域地震計のP波初動部分の波形を使って, 即時的にモーメント・マグニチュードMwを推定する方法を開発した.WWWサーバによる情報提供
インターネットの情報提供システムであるWWWサーバを用いた 地震の情報提供を行っている.リアルタイム地震学研究
準リアルタイムに集められる地震データから詳細な震源情報を早期に決定し, 震源と強震動についての理解を深めるとともに,地震津波災害の軽減に役立てる計画を 進めている.他のセンターや部門との共同研究プロジェクト並列計算機関連リンク
-> EIC地震学ノート
本センターでは,データベースやデータ解析のために並列計算機 Cray CS6400を導入し地震研究所ならびに全国の研究者に提供している. 1997年現在,利用登録者数約350名.
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