地震時の地震研究所の建物の揺れの再現(Javaアニ
メーション)
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東京大学地震研究所 鷹野 澄
応用地震計測 伊藤 貴盛 |
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<解説> 地震のときの3種類の建物の揺れを、IT強震計で観測し、そのデータをもとに各建物の揺れをJavaを使ったアニメーションで再現したものです。 <各建 物の揺れの概要> 免震建物(1号館:右側奥の建物)の揺れの 概要 免震建物では、一階床下の免震層から上の建物全体が並行にゆっくりと揺れます。 上部の建物は、地面の揺れとあまり関係なくゆったりと揺れており、免震の効果
がよく見えています。 なお、免震建物は揺れないものと思われていますが、こうして実際に計ってみると、建物全体がゆっくりと揺れることがよくわかりま
す。
鉄筋コンクリート造(2号館:左の長い建物)の
揺れの概要 鉄筋コンクリート造のごく一般的な建物です。通常は、上階ほど大きく揺れます。このため、左側の長い建物の揺れをよく見る
と、下の階から上の階に向けて扇状に揺れている様子がよく見
えます。震度で見ると上階の震度が地表の震度より1ぐらい大きくなることもあります。
鉄骨造(3号館:右側手前の小さな建物)の
揺れの概要 鉄骨造の建物は、H形や□形、I形などの鉄骨を組み合わせたもので、鉄筋コンクリート造に比べて風や地震などで揺れやすいと考えられていま
す。実際に右側手前の建物の揺れをみると、確かに大きく揺れているの
がわかります。また、上階ほど急激に大きく揺れて、さらに、少しねじれの入った複雑な揺れかたをすることもわかりました。
<以下をクリックして下さ い.> 注意:最初だけ、Javaの起動 に1〜2分かかります 注意: 建物の大きさに比べて揺れの大きさを1万倍以上拡大し
て表示しています。
(訂正:百万倍 →1万倍)
(震度は気象庁発表の文京区本郷の震度)
<スロー再生すると、それぞれの建物の揺れの違いがよく見えます>[アニメーションの操作方法] 画面の下の以下のボタンを押す >>− スロー再生 >>+ 高速再生 Start 最初 か ら再生
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東京大学地震研究所 地震予知情報センター 鷹野 澄 FAX:03-3814-5507 |
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