研究内容

アナログ&デジタル地震学

80年代から, 波形インバージョンが急速に発展してきて,地震の不規則 破壊伝播について詳細な所までわかるようになってきました.しかし, 大地震が不規則な破壊伝播において再現性があるか否かは, 被害を予測することにおいて重要 なことにも関わらずあまり研究されていません.したがって我々は, 1960年代から70>年代のアナログ地震記録と,1970年代から現在までの デジタル地震記録 (K-NET)を現在使用されている解析手法で解析し,より詳細な震源過程を調べ, 大地震の再現性,不規則破壊伝播について調べ検討しています.
柔らかく言えば, 「過去の地震と現在に起こっている地震に橋を架ける地震学」です.
なぜ,60年代からかと言うと,この時代にWWSSN (アメリカが核実験を探知するために,世界中に高性能な地震計をばらまいた) の記録がとられるようになり,信用できるデータが蓄積されているためです. 今は,60年代以降にM7クラスの地震が多数起こっている日向灘に着目して 解析を行っています.