「東京大学地震研究所図書室特別資料データベース」とは

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地震研究所図書室では、地震、火山、津波など地震研究所に関連の深い災害をテーマとした貴重資料を多数所蔵しています。このうち鯰絵をはじめとする瓦版などの和古書約550点のみを和古書類（和装本は活版印刷が出現する明治10年頃まで、瓦版は明治中頃までのもの）と呼び、1999年より「和古書類目録データベース」として提供してきました。「東京大学地震研究所図書室特別資料データベース」はそれを引き継ぐもので、2013年3月より公開しています。「和古書類目録データベース」には含まれていなかった資料も順次追加してまいります。（2014.7 東京大学地震研究所図書室公開、2019.5 リニューアル）

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代表的な資料

1	安政江戸地震に関する瓦版（安政江戸地震（安政2年10月2日）［1855年11月11日］）
2	寛政四子年肥前国嶋原山々燃崩城下町々村々破損ノ圖（島原大変（寛政4年4月1日）[1792年5月21日］）
3	安政東南海地震に関する瓦版（安政東南海地震（安政元年11月4,5日）[1854年12月23,24日］）
4	明治丙申三陸大海嘯之實況（明治三陸地震津波（明治29 年6 月15日）[1896年］）
5	しんよし原大なまづゆらひ（安政江戸地震（安政2年10月2日）［1855年11月11日］）
6	The Great Earthquake of Japan 1891（濃尾地震（明治24 年10 月28日）[1891年］）

著明地震別「地震史料」

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東京大学地震研究所では「新収日本地震史料」という地震史料集（全21 冊）を刊行しているが、この前編や続編に位置付けられる一連の「大日本地震史料」（全2冊）、「増訂大日本地震史料」（全3 冊）、「日本地震史料」（全1 冊）、宇佐美龍夫編「日本の歴史地震史料拾遺」（全8 冊）を便宜的に「地震史料」とし、著明な地震別にまとめ直したものを以下に紹介する。なお、冊子ごとに通読する場合は左記“コレクション名”より利用可能。

129  元禄地震

134  宝永地震

186  島原大変

210  三条地震

228  善光寺地震

234  小田原地震

235  伊賀上野地震

237  安政東南海地震

245  安政江戸地震

251  飛越地震

264  浜田地震

連絡先

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東京大学地震研究所図書室
電話 03-5841-5669 / FAX 03-5800-3859
e-mail:sanko@eri.u-tokyo.ac.jp（＠は半角に置き換えてください）
なお、出版物等に図版の掲載を希望される場合は、こちらをご覧ください。