ランタイム時のエラーメッセージ

次の表に、インテル(R) Fortran ランタイム・ライブラリー (RTL) によって処理されるエラーを示します。各エラーには、エラー番号、重要度コード、エラーメッセージ、条件シンボル名、およびエラーの詳細説明が示されています。

条件シンボル値 (PARAMETER 文) をプログラム内で定義するには、次のファイルをインクルードします。

/opt/intel/fc/9.1.xxx/include/for_iosdef.f

表で説明されているメッセージの重要度は、プログラムの動作を決定します。重要度が info および warning の場合、プログラムの実行は継続されます。重要度が error の場合、プログラムの結果が不正になる可能性があります。重要度が severe の場合、プログラムの実行はリカバリー処理が指定されていない限り停止します。severe エラーによるプログラムの終了を回避するには、I/O エラー処理指定子をインクルードして再コンパイルするか、または特定のエラーでは、プログラムを再度実行する前に、信号のデフォルト動作を変更する必要があります。

最初の列には、I/O エラーが検出された際に IOSTAT 変数に返されるエラー番号が示されています。

2 列目の最初の行には、(forrtl: に続いて) 画面に表示される重要度レベル、メッセージ番号、およびメッセージテキストが示されています。2 行目には、状況条件シンボル (例えば、FOR$IOS_INCRECTYP) およびメッセージの説明が示されています。

番号 重要度レベル、番号、メッセージテキスト、条件シンボル、および説明

なし 1

info: Fortran error message number is nnn

インテル Fortran メッセージ・カタログ・ファイルがこのシステムで見つかりませんでした。このエラーには条件シンボルはありません。

なし 1

warning: Could not open message catalog: ifcore_msg.cat

インテル Fortran メッセージ・カタログ・ファイルがこのシステムで見つかりませんでした。このエラーには条件シンボルはありません。

なし 1

info: Check environment variable NLSPATH and protection of pathname/ifcore_msg.cat

インテル Fortran メッセージ・カタログ・ファイルが見つかりませんでした。このエラーには条件シンボルはありません。

なし 1

Insufficient memory to open Fortran RTL catalog: message 41

仮想メモリーが不足しているため、インテル Fortran メッセージカタログを開けませんでした。この問題を解決するには、プログラムを再度実行する前に、limit (C シェル) または ulimit (Bourne*、Korn、および bash シェル) コマンドを使用して、各プロセスあたりのデータ制限を増やしてください。

詳細は、エラー 41 を参照してください。このエラーには条件シンボルはありません。

1 1

severe (1): Not a Fortran-specific error

FOR$IOS_NOTFORSPE。ユーザープログラムまたは RTL のエラーがインテル Fortran 固有のエラーではなく、他のどのインテル Fortran ランタイムメッセージを使っても報告できませんでした。ERRSNS を呼び出すと、この種類のエラーは 1 の値を返します (ERRSNS サブルーチンに関する詳細は、『Intel(R) Fortran Language Reference Manual』(英語) を参照してください)。

8

severe (8): Internal consistency check failure

FOR$IOS_BUG_CHECK。内部エラーです。プログラムに問題がないことを確認してください。プログラムでエラーが見つかった場合再コンパイルしてください。このエラーが解決されない場合、問題を報告してください。

9

severe (9): Permission to access file denied

FOR$IOS_PERACCFIL。指定したファイルのモード (保護) を確認してください。正しいファイルが参照されていることを確認してください。プログラムを再実行する前に、保護、指定したファイル、または使用したプロセスを変更してください。

10

severe (10): Cannot overwrite existing file

FOR$IOS_CAOVEEXI。I/O ユニット x に対して、OPEN 文で STATUS=' NEW ' (新規ファイルの作成) を指定したとき、指定したファイル xxx は既に存在します。正しいファイル名、ディレクトリー・パスおよびユニットなどがソースプログラムで指定されていることを確認してください。次のいずれかの操作を行ってください。

  • プログラムを再実行する前に、既存のファイルを削除するか名前を変更します。
  • 異なるファイル指定、I/O ユニット、または OPEN 文の STATUS を指定するようにソースファイルを変更します。

11

info (11) 1: Unit not connected

FOR$IOS_UNINOTCON。I/O 操作を行う際に、指定したユニットが開かれていませんでした。正しいユニット番号が指定されていることを確認してください。正しいユニット番号が指定されている場合、OPEN 文を使用してファイルを明示的に開いてください (ファイルをユニット番号に接続します)。

17

severe (17): Syntax error in NAMELIST input

FOR$IOS_SYNERRNAM。ネームリスト指定の READ 文に対する入力構文が間違っています。

18

severe (18): Too many values for NAMELIST variable

FOR$IOS_TOOMANVAL。ネームリスト指定の READ 文で変数に割り当てようとした値が多すぎます。

19

severe (19): Invalid reference to variable in NAMELIST input

FOR$IOS_INVREFVAR。次のいずれかの条件が発生しました。

  • 変数がネームリスト・グループのメンバーではありません。
  • スカラー変数を添字として使用しようとしました。
  • 配列変数の添字が範囲外です。
  • 配列変数に指定された添字が多すぎるか、または少なすぎます。
  • 非文字変数または配列名の部分文字列を指定しようとしました。
  • 文字変数の部分文字列指定子が範囲外です。
  • 変数の添字または部分文字列指定子が整数定数ではありません。
  • 添字のない配列変数を使用して部分文字列が指定されました。

20

severe (20): REWIND error

FOR$IOS_REWERR。次のいずれかの条件が発生しました。

  • ファイルがシーケンシャル・ファイルではありません。
  • ファイルがシーケンシャル・アクセスまたはアペンドアクセスで開かれていません。
  • インテル Fortran RTL I/O システムは、REWIND 文の実行時にエラー条件を検出しました。

21

severe (21): Duplicate file specifications

FOR$IOS_DUPFILSPE。閉じる操作を行わずにファイル属性を複数回指定しようとしました。DEFINE FILE 文が他の DEFINE FILE 文または OPEN 文の後に指定されました。

22

severe (22): Input record too long

FOR$IOS_INPRECTOO。ファイルが開かれた際に、明示的に指定されたレコード長またはデフォルトのレコード長を超えたレコードが読み出されました。ファイルを読み出すには、RECL= 値 (レコード長) で適切なサイズを指定して OPEN 文を使用してください。

23

severe (23): BACKSPACE error

FOR$IOS_BACERR。インテル Fortran RTL I/O システムは、BACKSPACE 文の実行時にエラー条件を検出しました。

24 1

severe (24): End-of-file during read

FOR$IOS_ENDDURREA。次のいずれかの条件が発生しました。

  • インテル Fortran RTL I/O システムは、END、ERR、または IOSTAT 指定子を含まない READ 文の実行時に、ファイル終了 (EOF) 条件を検出しました。
  • END、ERR、または IOSTAT 指定子を含まない READ 文の実行時に、ENDFILE 文によって書き込まれたファイル終了 (EOF) レコードを検出しました。
  • END、ERR、または IOSTAT 指定子を含まない READ 文の実行時に、内部ファイルの終了を示す文字列または配列より先を読み取ろうとしました。

このエラーは、END および ERRSNS によって返されます。

25

severe (25): Record number outside range

FOR$IOS_RECNUMOUT。ファイルを開く際に、直接アクセスの READ、WRITE、または FIND 文が範囲外のレコード番号を指定しました。

26

severe (26): OPEN or DEFINE FILE required

FOR$IOS_OPEDEFREQ。ACCESS = ' DIRECT ' が指定された DEFINE FILE 文または OPEN 文をファイルに対して実行する前に、直接アクセスの READ 文、WRITE 文、または FIND 文を実行しようとしました。

27

severe (27): Too many records in I/O statement

FOR$IOS_TOOMANREC。次のいずれかの操作が実行されようとしました。

  • ENCODE または DECODE 文による複数のレコードの読み取りまたは書き込み。
  • 既存のレコード数を超えるレコードの書き込み。

28

severe (28): CLOSE error

FOR$IOS_CLOERR。インテル Fortran RTL I/O システムは、CLOSE 文の実行時にエラー条件を検出しました。

29

severe (29): File not found

FOR$IOS_FILNOTFOU。ファイルを開く際に、指定された名前のファイルが見つかりませんでした。

30

severe (30): Open failure

FOR$IOS_OPEFAI。インテル Fortran RTL I/O システムは、ファイルを開く際に OPEN、INQUIRE、またはその他の I/O 文でエラーを検出しました。このメッセージは、特定のエラーメッセージが表示される一般的なエラー条件の 1 つではない場合に発行されます。このエラーは、次のいずれかのファイルに対して OPEN 操作を実行しようとした場合に発生することがあります。

  • ディスク上または生の磁気テープ上に存在しないセグメントファイル
  • 閉じた標準 I/O ファイル

31

severe (31): Mixed file access modes

FOR$IOS_MIXFILACC。次のいずれかの組み合わせを実行しようとしました。

  • 同じユニット上での書式付き操作と書式なし操作
  • ユニット上での無効なアクセスモードの組み合わせ (直接アクセスとシーケンシャル・アクセスの組み合わせなど)
  • 他の言語で書かれたプログラムが開いた論理ユニット上に対するインテル Fortran RTL I/O 文

32

severe (32): Invalid logical unit number

FOR$IOS_INVLOGUNI。2,147,483,647 より大きいか、または 0 より小さい論理ユニット番号が I/O 文で使用されました。

33

severe (33): ENDFILE error

FOR$IOS_ENDFILERR。次のいずれかの条件が発生しました。

  • ファイルが可変長レコードのシーケンシャル編成ファイルではありません。
  • ファイルがシーケンシャル・アクセスまたはアペンドアクセスで開かれていません。
  • 書式なしファイルにセグメントレコードが含まれていません。
  • インテル Fortran RTL I/O システムは、ENDFILE 文の実行時にエラーを検出しました。

34

severe (34): Unit already open

FOR$IOS_UNIALROPE。DEFINE FILE 文で既に開かれている論理ユニットを指定しました。

35

severe (35): Segmented record format error

FOR$IOS_SEGRECFOR。書式なしシーケンシャル・ファイルで無効なセグメントレコード制御データワードが検出されました。このファイルは、RECORDTYPE= ' FIXED ' または ' VARIABLE ' が有効な状態で作成されたか、または Fortran 以外の言語で記述されたプログラムによって作成された可能性があります。

36

severe (36): Attempt to access non-existent record

FOR$IOS_ATTACCNON。直接アクセスの READ または FIND 文が、相対ファイル (または固定長レコードを含むディスク上のシーケンシャル・ファイル) 終了を超えてアクセスしようとしたか、または相対ファイルから以前に削除されたレコードにアクセスしようとしました。

37

severe (37): Inconsistent record length

FOR$IOS_INCRECLEN。レコード長を指定せずに直接アクセスファイルを開こうとしました。

38

severe (38): Error during write

FOR$IOS_ERRDURWRI。インテル Fortran RTL I/O システムは、WRITE 文の実行時にエラー条件を検出しました。

39

severe (39): Error during read

FOR$IOS_ERRDURREA。インテル Fortran RTL I/O システムは、READ 文の実行時にエラー条件を検出しました。

40

severe (40): Recursive I/O operation

FOR$IOS_RECIO_OPE。論理ユニットに対して I/O 文を処理している最中に、同じ論理ユニットに別の I/O 操作を実行しようとしました。例えば、I/O を実行する関数サブプログラムが、I/O リスト内の式または可変書式の式で参照される同一の論理ユニットに対して I/O 操作を実行しようとした場合に発生します。

41

severe (41): Insufficient virtual memory

FOR$IOS_INSVIRMEM。インテル Fortran RTL は、利用可能な仮想メモリーを上回る領域を動的に割り当てようとしました。この問題を解決するには、プログラムを再度実行する前に、limit (C シェル) または ulimit (Bourne、Korn、および bash シェル) コマンドを使用して、各プロセスあたりのデータ制限を増やしてください。

各プロセスあたりの最大データサイズが既に割り当てられているかどうかを確認するには、sysconfigtab またはシステム設定ファイルの maxdsiz パラメーターの値を確認してください。必要な場合は、この値を増加してください。変更内容は、システムが再起動されるまで有効になりません (sysconfigtab を変更してもカーネルを再構築する必要はありません)。

新しいシステムリソースが有効になった後、このプログラムを再実行してください。

42

severe (42): No such device

FOR$IOS_NO_SUCDEV。OPEN 操作でパス名に無効なまたは不明なデバイス名が含まれています。

43

severe (43): File name specification error

FOR$IOS_FILNAMSPE。OPEN または INQUIRE 文に指定されたパス名またはファイル名をインテル Fortran RTL I/O システムで処理できません。

44

severe (44): Inconsistent record type

FOR$IOS_INCRECTYP。OPEN 文の RECORDTYPE 値が、既存のファイルのレコード形式属性と一致しません。

45

severe (45): Keyword value error in OPEN statement

FOR$IOS_KEYVALERR。値を必要とする OPEN または CLOSE 文の指定子に不適切な値が指定されました。

46

severe (46): Inconsistent OPEN/CLOSE parameters

FOR$IOS_INCOPECLO。OPEN または CLOSE 文の指定に矛盾があります。無効な組み合わせの例を次に示します。

  • READONLY または ACTION= ' READ ' と STATUS= ' NEW ' または STATUS= ' SCRATCH '
  • READONLY または STATUS= ' REPLACE '、ACTION= ' WRITE '
    または ACTION= ' READWRITE '
  • ACCESS= ' APPEND ' と READONLY、ACTION= ' READ '、STATUS= ' NEW '、または STATUS= ' SCRATCH '
  • DISPOSE= ' SAVE '' PRINT '、または ' SUBMIT ' と STATUS= ' SCRATCH '
  • DISPOSE= ' DELETE ' と READONLY
  • CLOSE 文の STATUS= ' DELETE ' と OPEN 文の READONLY
  • ACCESS= ' APPEND ' と STATUS= ' REPLACE '
  • ACCESS= ' DIRECT ' または ' KEYED ' と POSITION= ' APPEND '' ASIS '、または ' REWIND '
47

severe (47): Write to READONLY file

FOR$IOS_WRIREAFIL。現在有効な OPEN 文で、ACTION= ' READ ' または READONLY が宣言されたファイルに対して書き込み操作を行おうとしました。

48

severe (48): Invalid argument to Fortran Run-Time Library

FOR$IOS_INVARGFOR。コンパイラーは、インテル Fortran RTL に無効なまたは不適切なコードの引数を渡しました。このエラーは、使用中の RTL よりもコンパイラーが新しい場合に発生する可能性があります。

51

severe (51): Inconsistent file organization

FOR$IOS_INCFILORG。OPEN 文で指定したファイル編成が、既存のファイル編成と一致しません。

53

severe (53): No current record

FOR$IOS_NO_CURREC。現在のレコードが未定義の状態で、REWRITE 文を実行してレコードを書き換えようとしました。現在のレコードを定義するには、READ 文を実行します。READ 文の後で REWRITE 文の前に、論理ユニットに対して INQUIRE 文を実行することができます。READ と REWRITE 文の間では、論理ユニットに対して他の操作は実行できません。

55

severe (55): DELETE error

FOR$IOS_DELERR。インテル Fortran RTL I/O システムは、DELETE 文の実行時にエラー条件を検出しました。

57

severe (57): FIND error

FOR$IOS_FINERR。インテル Fortran RTL I/O システムは、FIND 文の実行時にエラー条件を検出しました。

58 1

info (58): Format syntax error at or near xx

FOR$IOS_FMTSYN。書式文字列の部分文字列である xx を含む文で書式構文エラーを確認してください。FORMAT 文に関する詳細は、『Intel(R) Fortran Language Reference Manual』(英語) を参照してください。

59

severe (59): List-directed I/O syntax error

FOR$IOS_LISIO_SYN 2。リスト指定入力レコードのデータ形式が無効か、または定数の型が対応する変数と互換性がありません。変数の値は変更されませんでした。

60

severe (60): Infinite format loop

FOR$IOS_INFFORLOO。I/O リストを含む I/O 文に対応する書式に、これらの値を転送するときに使用するフィールド記述子が指定されていません。

61

severe or info 3 (61): Format/variable-type mismatch

FOR$IOS_FORVARMIS 2。整数フィールド記述子 (I、L、O、Z、B) を使用して実数変数の読み取りまたは書き込み、あるいは実数フィールド記述子 (D、E、または F) を使用して整数変数または論理変数の読み取りまたは書き込みを実行しようとしました。

62

severe (62): Syntax error in format

FOR$IOS_SYNERRFOR。RTL で配列または文字変数に格納された書式を処理している最中に構文エラーが発生しました。

63

error or info 3 (63): Output conversion error

FOR$IOS_OUTCONERR 2。書式付き出力操作で、有効桁数を失わずに特定の数字の値を、指定されたフィールド長で出力できませんでした。この問題が検出された場合、オーバーフローしたフィールドは、出力レコードにエラーがあることを示すアスタリスクで埋められます。このエラーに対して ERR アドレスが定義されていない場合、エラーメッセージが表示された後にプログラムの実行は継続します。

64

severe (64): Input conversion error

FOR$IOS_INPCONERR 2。書式付き入力操作で、入力フィールドに無効な文字が検出されたか、または入力値が、入力変数で表現可能な範囲をオーバーフローしました。変数の値は 0 に設定されました。

65

error (65): Floating invalid

FOR$IOS_FLTINV。算術演算で、計算に使用された浮動小数点の値が要求した演算の型に対して不正、または不正な例外値でした。例えば、浮動小数点の値 0.0 または負数の対数を要求した場合に発生します。特定の算術式に対して、-check nopower オプションを指定すると、このメッセージを抑止できます。

66

severe (66): Output statement overflows record

FOR$IOS_OUTSTAOVE。出力文で最大レコードサイズを超えるデータを転送しようとしました。

67

severe (67): Input statement requires too much data

FOR$IOS_INPSTAREQ。' NO ' の PAD 指定子で開かれたファイルから、書式なし READ 文または書式付きシーケンシャル READ 文を使用して、レコードに存在するデータより多くのデータを読み取ろうとしました。

68

severe (68): Variable format expression value error

FOR$IOS_VFEVALERR 2。可変書式の式での値が、目的の使用に許容される範囲内にありません。例えば、フィールド幅が 0 より小さいか、または 0 の場合に発生します。編集記述子 P (0 の値が仮定される) の場合を除いて、1 の値が仮定されました。

69 1

error (69): Process interrupted (SIGINT)

FOR$IOS_SIGINT。プロセスが信号 SIGINT を受信しました。この割り込み信号の発信元を確認してください (signal(3) を参照)。

70 1

severe (70): Integer overflow

FOR$IOS_INTOVF。算術演算中に整数の値がバイト、ワード、またはロングワードの範囲を超えました。この演算結果の下位部は、正しい値です。より大きい整数データサイズを指定することを検討してください (ソースプログラムを変更するか、または INTEGER 宣言に対して、場合によっては f90 オプション -integer_size nn を使用してください)。

71 1

severe (71): Integer divide by zero

FOR$IOS_INTDIV。整数算術演算で、ゼロ除算を実行しようとしました。この演算の結果として被除数が設定されました。1 で除算を行った場合と同じです。

72 1

error (72): Floating overflow

FOR$IOS_FLTOVF。算術演算で、浮動小数点の値がそのデータ型で表示可能な最大値を超えました。

73 1

error (73): Floating divide by zero

FOR$IOS_FLTDIV。浮動小数点算術演算で、ゼロ除算を実行しようとしました。

74 1

error (74): Floating underflow

FOR$IOS_FLTUND。算術演算で、浮動小数点の値がそのデータ型で表現できる最小有限値よりも小さくなりました。/fpe n オプションの値によって、アンダーフローの結果が 0 に設定される場合と、段階的にアンダーフローさせる場合があります。

75 1

error (75): Floating point exception

FOR$IOS_SIGFPE。浮動小数点例外が発生しました。コア・ダンプ・ファイルが作成されました。次のいずれかの原因が考えられます。

  • ゼロ除算
  • オーバーフロー
  • 不正な演算。無限値の減算、ゼロと無限大 (符号なし) の乗算、ゼロとゼロの除算、または無限大と無限大の除算などの無効な演算
  • オーバーフローによって変換できない場合の、浮動小数点から固定小数点形式への変換

76 1

error (76): IOT trap signal

FOR$IOS_SIGIOT。コア・ダンプ・ファイルが作成されました。 この IOT 信号の原因について、コアダンプを調べてください。

77 1

severe (77): Subscript out of range

FOR$IOS_SUBRNG。宣言した配列の上下限の範囲外で配列参照が検出されました。

78 1

error (78): Process killed (SIGTERM)

FOR$IOS_SIGTERM。プロセスが信号 SIGTERM を受信しました。このソフトウェア終了信号の発信元を確認してください (signal(3) を参照)。

79 1

error (79): Process quit (SIGQUIT)

FOR$IOS_SIGQUIT。プロセスが信号 SIGQUIT を受信しました。コア・ダンプ・ファイルが作成されました。この終了信号の発信元を確認してください (signal(3) を参照)。

95 1

info (95): Floating-point conversion failed

FOR$IOS_FLOCONFAI。非ネイティブ浮動小数点データの書式なし読み取りまたは書き込みを実行しようとしましたが、浮動小数点の値に以下の問題があったために失敗しました。

  • 対応するネイティブ形式で許容される最大値を超え、値に無限大 (正または負) が設定されました。
  • 値が無限大 (正または負) で、無限大 (正または負) に設定されました。
  • 無効な値で、非数字の値 (NaN) が設定されました。

非常に小さい数字がゼロに設定されました。このエラーは、指定された非ネイティブ浮動小数点形式が、指定されたファイルに存在する浮動小数点形式に一致しないために発生する場合があります。

以下の項目を確認てください。

  • 正しいファイルが指定されている。
  • レコード構成が、インテル Fortran が予期する形式に一致している。
  • 使用されるデータの範囲。
  • 正しい非ネイティブ浮動小数点データ形式が指定されている。

96

info (96): F_UFMTENDIAN environment variable was ignored:erroneous syntax

FOR$IOS_UFMTENDIAN。指定された Fortran ユニットに対して、リトル・エンディアンまたはビッグ・エンディアン形式への変換を指定する構文が間違っています。プログラムは実行されますが、F_UFMTENDIAN の値を変更しなかった場合、誤った結果が生じる可能性があります。正しい構文に関する詳細は、「環境変数 F_UFMTENDIAN を使用する方法」を参照してください。

108

severe (108): Cannot stat file

FOR$IOS_CANSTAFIL。指定されたファイルで stat 操作を実行しようとしましたが、失敗しました。正しいファイルとユニットが指定されていることを確認してください。

120

severe (120): Operation requires seek ability

FOR$IOS_OPEREQSEE。シーク操作を実行する機能を必要とするファイルで操作を実行しようとしました。正しいユニット、ディレクトリー・パス、およびファイルが指定されていることを確認してください。

134

関連するメッセージなし

プログラムは、abourt() により内部的に終了しました。

138 1

severe (138): Array index out of bounds (SIGILL)

FOR$IOS_BRK_RANGE。ブレーク例外が SIGTRAP 信号を生成しました (signal(3) を参照) 。コア・ダンプ・ファイルが作成されました。

原因は、配列の次元境界を超える配列添字です。

-check bounds オプションを使用して (decfort_dump_flag 環境変数で設定可能) 再コンパイルするか、またはコア・ダンプ・ファイルを調べて、エラーの原因となったソースコードを確認してください。

139 1

severe (139): Array index out of bounds for index nn (SIGILL)

FOR$IOS_BRK_RANGE2。ブレーク例外が SIGTRAP 信号を生成しました (signal(3) を参照) 。コア・ダンプ・ファイルが作成されました。

原因は、配列インデックス n の次元境界を超える配列添字です。

-check bounds オプションを使用して (decfort_dump_flag 環境変数で設定可能) 再コンパイルするか、またはコア・ダンプ・ファイルを調べて、エラーの原因となったソースコードを確認してください。

140 1

severe (140): Floating inexact

FOR$IOS_FLTINE。浮動小数点算術演算または変換演算の結果が、数学的に正確な結果と異なります。IEEE 演算の丸められた結果が不正確な場合に、このエラーが通知されます。

144 1

severe (144): reserved operand

FOR$IOS_ROPRAND。インテル Fortran RTL が予約オペランドを検出しました。この問題をインテルに報告してください。

145 1

severe (145): Assertion error

FOR$IOS_ASSERTERR。インテル Fortran RTL がアサーション・エラーを検出しました。この問題をインテルに報告してください。

146 1

severe (146): Null pointer error

FOR$IOS_NULPTRERR。アドレスが設定されていないポインターを使用しようとしました。ソースプログラムを修正して、再コンパイルおよび再リンクを行ってください。

147 1

severe (147): stack overflow

FOR$IOS_STKOVF。インテル Fortran RTL がプログラムの実行中にスタック・オーバーフローを検出しました。

148 1

severe (148): String length error

FOR$IOS_STRLENERR。文字列操作で、利用可能な文字列長を超える整数値がコンテキストに含まれています。

-check bounds オプションを使用して (decfort_dump_flag 環境変数で設定することができます) 再コンパイルするか、または core ファイルを調べて、エラーの原因となったソースコードを確認してください。

149 1

severe (149): Substring error

FOR$IOS_SUBSTRERR。配列添字が配列に設定された次元境界を超えています。

-check bounds オプションを使用して (decfort_dump_flag 環境変数で設定することができます) 再コンパイルするか、または core ファイルを調べて、エラーの原因となったソースコードを確認してください。

150 1

severe (150): Range error

FOR$IOS_RANGEERR。利用可能な範囲を超える整数値がコンテキストに含まれています。

151 1

severe (151): Allocatable array is already allocated

FOR$IOS_INVREALLOC。既に割り当てられている割付け配列を割り当てることはできません。再び割り当てを可能にするには、配列の割り当てを解除する必要があります。

152 1

severe (152): Unresolved contention for Intel Fortran RTL global resource

FOR$IOS_RESACQFAI。再入可能ルーチンのためのインテル Fortran RTL グローバルリソースの獲得に失敗しました。

マルチスレッド・プログラムの場合、要求されたグローバルリソースはプログラムの別のスレッドによって使用されています。

非同期ハンドラーを使用するプログラムの場合、要求されたグローバルリソースがプログラムの呼び出し側 (メインプログラムなど) によって使用されているにも関わらず、非同期ハンドラーが同じグローバルリソースを取得しようとしました。

153 1

severe (153): Allocatable array or pointer is not allocated

FOR$IOS_INVDEALLOC。Fortran-90 割付け配列またはポインターは、割り当てを解除する前に、割り当てられている必要があります。再び割り当てを解除する前に、配列またはポインターを割り当てる必要があります

173 1

severe (173): A pointer passed to DEALLOCATE points to an array that cannot be deallocated

FOR$IOS_INVDEALLOC2。DEALLOCATE に渡されたポインターが、明示的配列、配列スライス、または DEALLOCATE 文で割り当てを解除できなかったメモリーの他の型を指しています。以前に ALLOCATE 文で割り当てられた配列全体に対してのみ、DEALLOCATE 文に渡すことができます。

174 1

severe (174): SIGSEGV, message-text

FOR$IOS_SIGSEGV。このエラー番号には、次の 2 種類のメッセージのうち 1 つが発行されます。

  • severe (174): SIGSEGV, segmentation fault occurred

    このメッセージは、プログラムが不正なメモリー参照を実行しようとしたことを示します。プログラムにエラーがないかを確認してください。

  • severe (174): SIGSEGV, possible program stack overflow occurred

    また、次の説明テキストも表示されます。
    Program requirements exceed current stacksize resource limit.

175 1

severe (175): DATE argument to DATE_AND_TIME is too short (LEN=n), required LEN=8

FOR$IOS_SHORTDATEARG。DATE_AND_TIME 組み込み関数への DATE 引数に関連付けられた文字数が、要求された長さよりも短すぎます。この引数として渡す文字数は、8 文字以上にする必要があります。また、TIME および ZONE 引数の文字数が、最小値を満たしていることを確認してください。

176 1

severe (176): TIME argument to DATE_AND_TIME is too short (LEN=n), required LEN=10

FOR$IOS_SHORTTIMEARG。DATE_AND_TIME 組み込みサブルーチンへの TIME 引数に関連する文字数が、要求される長さよりも短すぎます。この引数として渡す文字数は、10 文字以上にする必要があります。また、DATE および ZONE 引数の文字数が、最小値を満たしていることを確認してください。

177 1

severe(177): ZONE argument to DATE_AND_TIME is too short (LEN=n), required LEN=5

FOR$IOS_SHORTZONEARG。ZONE_AND_TIME 組み込み関数への ZONE 引数に関連付けられた文字数が、要求された長さよりも短すぎます。この引数として渡す文字数は、5 文字以上にする必要があります。また、DATE および TIME 引数の文字数が、最小値を満たしていることを確認してください。

178 1

severe(178): Divide by zero

FOR$IOS_DIV。浮動小数点または整数のゼロ除算例外が発生しました。

179 1,4

severe(179): Cannot allocate array---overflow on array size calculation

FOR$IOS_ARRSIZEOVF。配列領域の動的割り当てに失敗しました。要求した領域サイズがアドレス可能なメモリーサイズを超えています。

256

severe (256): Unformatted I/O to unit open for formatted transfers

FOR$IOS_UNFIO_FMT。OPEN 文 (FORM 指定子) でファイルが書式付きであることを指定したユニットに対して書式なし I/O を試みました。正しいユニット (ファイル) が指定されていることを確認してください。

FORM 指定子が OPEN で指定されておらず、ファイルに書式なしデータが含まれている場合は、OPEN 文で FORM= ' UNFORMATTED ' を指定してください。それ以外の場合は、必要であれば書式付き I/O (リスト指定 I/O またはネームリスト I/O など) を使用します。

257

severe (257): Formatted I/O to unit open for unformatted transfers

FOR$IOS_FMTIO_UNF。OPEN 文 (FORM 指定子) でファイルが書式なしであることを指定したユニットに対して書式付き I/O (例えば、リスト指定またはネームリスト I/O) を試みました。正しいユニット (ファイル) が指定されていることを確認してください。

FORM 指定子が OPEN で指定されておらず、ファイルに書式付きデータが含まれている場合は、OPEN 文で FORM= ' FORMATTED ' を指定してください。それ以外の場合は、必要であれば書式なし I/O を使用します。

264

severe (264): operation requires file to be on disk or tape

FOR$IOS_OPERREQDIS。端末またはパイプなどのデバイスで BACKSPACE 文を使用しようとしました。

265

severe (265): operation requires sequential file organization and access

FOR$IOS_OPEREQSEQ。編成がシーケンシャルではないファイルやアクセスがシーケンシャルではないファイルで BACKSPACE 文を使用しようとしました。BACKSPACE 文は、シーケンシャル・アクセスで開かれたシーケンシャル編成ファイルに対してのみ使用することができます。

266 1

error (266): Fortran abort routine called

FOR$IOS_PROABOUSE。プログラムを終了するために abort を呼び出しました。

268 1

severe (268): End of record during read

FOR$IOS_ENDRECDUR。EOR 飛び先指定子を指定しないノン・アドバンシング I/O READ 文の実行中に、EOR 条件に遭遇しました。

297 1

info (297): nn floating invalid traps

FOR$IOS_FLOINVEXC。プログラムの実行中に検出された浮動小数点の不正なデータトラップの総数は、nn でした。この要約メッセージはプログラムの終了時に表示されます。

298 1

info (298): nnfloating overflow traps

FOR$IOS_FLOOVFEXC。プログラムの実行中に検出された浮動小数点のオーバーフロー・トラップの総数は、nn でした。この要約メッセージはプログラムの終了時に表示されます。

299 1

info (299): nnfloating divide-by-zero traps

FOR$IOS_FLODIV0EXC。プログラムの実行中に検出された浮動小数点のゼロ除算トラップの総数は、nn でした。この要約メッセージはプログラムの終了時に表示されます。

300 1

info (300): nnfloating underflow traps

FOR$IOS_FLOUNDEXC。プログラムの実行中に検出された浮動小数点のアンダーフロー・トラップの総数は、nn でした。この要約メッセージはプログラムの終了時に表示されます。

脚注:

1 IOSTAT で返されないエラーを示します。
 
2 エラー番号 59、61、63、64、および 68 の場合、ERR の転送は I/O 文の終了後に行われます。結果ファイルのステータスおよびレコード位置は、エラーが発生しなかった場合と同じになります。ただし、他の I/O エラーの場合、エラーの検出直後に ERR 転送が行われるため、ファイルのステータスおよびレコード位置は定義されません。
 
3 エラー 61 および 63 の重要度は、コンパイル中に使用される -check オプションによって異なります。
 
4 ALLOCATE 文の STAT で返されるエラーを示します。