☆☆ 1999年度計算機室の紹介 ☆☆

 計算機に関する業務は主に地震予知情報センターが行っています.地震予知情報センターのメンバーは,菊地教授(センター長,509-2号室),阿部教授(503号室),桧山助手(501号室),鷹野助教授,鶴岡助手(505号室),山中助手,野口技官(507号室)です. このほか,501号室に福井(SE),金(SGI SE)がいます.

 利用申請やプリンターの消耗品管理などの業務は507号室の野口が担当しています.他の教官(教授,助教授,助手)の方に問い合わせることはできるだけ避けてください.また,計算機,プリンター,LAN等に関するトラブル,技術的な問題についての質問・相談などは,501号室のSE(福井)におたずねください.(メールでの質問は eic_staff@eri.u-tokyo.ac.jpへ,電話の受付窓口は内線2-5802(野口),2-5774(SE福井)まで) 

ただし,計算機の使い方の指導,プログラム相談などは行っていません.これらは各研 究室の指導教官,先輩方に聞いてください.

1. 地震研の計算機室には何があるの?

等があります.

 また,これらの計算機は単に計算処理サービスだけでなく,北大,弘前大,東北大,東大地震研,名大,京大,高知大,九大,鹿児島大,気象庁等から刻々送られてくる微小地震のデータベースを構築しています.これらのデータも利用できます.そのほか気象庁の月報のデータやISCのbulletin のデータなどの震源カタログのデータや,広帯域波形データなども利用できます.さらにこれらの計算機では,インターネットのアプリケーションであるanonymous ftp,メール,WWWなどが利用できます.これらについてはあとでもう少し紹介します.

2. 計算機利用申請の仕方

 これらのサービスを受けるためには,まず計算機利用申請をしてください.507号室入口に利用申請書がおいてありますので必要事項を記入の上,507号室野口まで提出してください.利用申請が認められると,ユーザID(課題番号)がもらえます.このとき暫定的なパスワードが設定されていますので,必ず最初にパスワードの変更( yppasswd の実行)を行ってください.  

 ユーザIDを持っている方には,"EICニュースレター" (1〜2ヶ月に1回発行)が配布されます.また,各種サービスの紹介やニュース,お知らせ等がメールで送られてきます.なお,この申請は申請された年度内で有効です.継続される方は必ず毎年申請書を提出してください.メールによる申請(申請先メールアドレス: eicapply@eri.u-tokyo.ac.jp)も可能です.利用申請書はanonymous ftp や地震予知情報センターのWWWサーバ(http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/index-ja.html)から入手できます.

▼ パスワードの変更方法
eic% yppasswd Changin NIS password for XXXX on hato.
Old password: XXXXX
New password: XXXXX
Retype new password: XXXXX
NIS passwd changed on hato

3. どこでつかったらいいの?

○ Origin2000システム,ワークステーション(OCTANE/SE, O2)は……

 Origin2000 システムは,地下マシン室に設置されており,直接利用することはできません.504号室および510号室におかれているワークステーション(OCTANE/SE, O2)をご利用ください.

部屋番号 ホスト名
5階 504号室 eic04, eic05, eic06, eic07, eic08 eic09
5階 510号室 eic00, eic01, eic02, eic03, eicst

こららのワークステーション(まとめてeicXX)は一元管理していますので,どこからでも同じ環境で利用できます.

○ モノクロ・カラープリンターは....

 506号室および各階にあります.ワークステーション,Windows,MACからこのプリンターに出力することができます.506号室には,プリンターが6台あります.用途に応じて使い分けてください.なお,用紙はそれぞれのプリンターにあった用紙を使ってください.自分で持ち込んだ用紙は使わないでください.トラブルの原因になります.紙,OHPとも用紙がなくなった場合,トナーがなくなった場合には507号室野口,または501号室福井(SE)までご連絡ください.各プリンタードライバは507号室野口までお問い合わせください.また,利用した場合には必ず使用した枚数等を書いていってください.用紙はそれぞれプリンターの脇にあります.

プリンター名称
cps,cps506 カラープリンター(EPSON PS-5500)
clp,clp506 カラープリンター(EPSON LP-8000)
ps,ps506 モノクロプリンター(EPSON LP-9200PS)
phaser A4 OHP 専用
colorohp A4 OHP専用.きれいだがコストが440円/1枚なので特別鮮明にしたい場合のみ利用してください.

 各階には,モノクロプリンターがあります.このプリンターの管理は各部門・センターです.これらのプリンターについては各部門およびセンターの管理者におたずねください.

ホスト名 設置場所
ps516 516号室
ps427 427号室
ps415 415号室
ps315 315号室
ps226 226号室
ps214 214号室
pst31 T31号室

○ カラープロッターは...

 510号室にあります.このプロッターはA0サイズの印刷ができます.このプロッターを利用する場合には,各自のマシンであらかじめ図を作っておき,510号室にあるWindows,MACにファイルを転送して利用してください.ネットワークを介しての利用はできません.また,このプロッター専用のWindows,MACでの作図はお断りします.

○ X-Yデジタイザーは...

 510号室にあります.

4. Origin2000(並列計算機)について

 Origin2000(並列計算機)のホスト名はeicです.ここでは,Fortran77,Fortran90,C,C++,GNU Cの言語が利用できます.また,ライブラリとしてsgimath(科学数値計算ライブラリ)とIMSL社のIMSLがあります.このOrigin2000はCPUを64個,メモリを32GB搭載しています.またこれらは,eicXXからも同様に利用できます. 現在Origin2000に設定されているジョブクラスは以下の通りです.

ジョブクラス CPU_limit Memory_limit Run_limit
A 2H 1GB 2
B 24H 2GB 4
BM 24H 5GB 1
C 360H 2GB 3
CM 360H 5GB 2
TSS 2H 256M
CPU_limit: 1ジョブに利用できる時間の上限
Memory_limit: 利用できるメモリの上限
Run_limit: 同時に利用できるバッチジョブの最大数.

 これらの使い方についてはホームページ http://eic.eri.u-tokyo.ac.jp/ にあります.  また,詳しいマニュアル類は504号室にあります.これらのマニュアル類は持ち出し禁止です.必ず504号室でみてください.

5. ワークステーションについて

 現在あるワークステーション(OCTANE/SE,O2)のオペレーティングシステムは,SGI社の開発したIRIX6.5です.ワークステーションの使い方についてはここでは省略しますので,それぞれ先輩方に習ってください.  注意事項だけをあげておきます.

6. Anonymous ftp で得られるもの

 多くの方に便利だとおもわれるプログラムやデータをkamoやkeaからftp(ファイル転送)できるようになっています.ここには様々なデータやワークステーションやWindows,MACのフリーソフトが置かれています. anonymous ftp 時のパスワードには正しくe-mail アドレスを与えないとftpできません.また,keaは地震研究所内専用のftpサーバです.データに関しては再配布することは禁じられています.詳しくは付録を見てください.

7. 地震研のメールサーバ・ネームサーバ

 地震研のメールサーバはkamoというマシンです.Eudoraなどのメールソフトを使う場合には,メールサーバとしてkamoを設定してください.  ネームサーバはkamo(130.69.195.16,130.69.195.16,133.11.56.16),hato(130.69.195.8,130.69.195.8,133.11.56.8)です.

8. 地震研のWWWサーバ

 地震研ではWWWサーバを動かしています.サーバ名はwww.eri.u-tokyo.ac.jp です. 最近起こった地震についての情報,地震研内の情報などがみられます.これらをみるにはワークステーションやWindows,MACからNetscapeなどのブラウザを用いてください. また,各人が自分のホームページを作れるように各人のディレクトリを用意しています.これらのページの地震研ホームページへのリンクは広報委員会(ホームページ担当,メールアドレス:hp98@eri.u-tokyo.ac.jp)へご連絡ください.

9. 利用時間

 Origin2000,ワークステーションは24時間サービスを行っています.ただし,定期点検や停電などで一時的に止まることがあります.この場合にはメール等で案内が送られます.

10. 課金

 すべて無料です.

11. マナー

 504号室,506号室,510号室での喫煙飲食は御法度です.飲み物などは持ち込まないでください.また,大量のプリンター出力をした後には,プリンターに用紙を補給しておきましょう.

12. 計算機関係雑誌閲覧

 計算機関係の雑誌は502号室および510号室にあります.雑誌を借りる方は必ずノートに書いていってください.(最新号は507号室です.こちらは貸し出し禁止です.)雑誌付録のCDは502で管理しています.CDについてのお問い合わせは507号室野口までお願いします.

13. 外部からの電話(ISDN回線を含む)による利用について

 自宅や出張先などから電話で利用できるように公衆回線による接続先を設けています.利用希望者は別途登録が必要です.ご利用希望の方はご連絡ください.

A. To English speakers

On displays, many messages are shown in Japanese. Howerver, it is possible to change them into English. Anyone who want to know to change, please contact the staffs of computer room.

B. 地震研での計算機環境に関する相談は誰にしたらいいの?

 現在地震研には様々な相談員がいます.それぞれのメンバーは毎年(あるいは隔年)で変わるものもあります.ここではどんな委員がいて,それぞれどういう役目をしているかを簡単に説明します.具体的なメンバー名はまだ確定していません.これらはメールなどを通して連絡されます.

▼  SE
   地震研の計算機環境に関する質問,LAN関係の相談,トラブルの対策および相談
▼  広報委員(ホームページ担当)
   地震研のホームページへのリンクは広報委員会まで.
▼  情報センタースタッフ室(507号室 野口)
   情報センター計算機利用申請,情報センター所有のプリンター等の消耗品管理

地震研内メーリングリストにはどんなものがあるの?

MLアドレス だれに配送されるか
eri_folks@eri.u-tokyo.ac.jp 地震研所内全員宛(観測所は除く)
erai_folks@eri.u-tokyo.ac.jp 教授会メンバー宛
eri_staffs@eri.u-tokyo.ac.jp 地震研の助手,技官宛
eri_students@eri.u-tokyo.ac.jp 地震研の学生宛
obs_folks@eri.u-tokyo.ac.jp 地震研観測所宛
hp98@eri.u-tokyo.ac.jp 広報委員(ホームページ担当)宛
support@eri.u-tokyo.ac.jp SE宛
eic_staff@eri.u-tokyo.ac.jp 地震予知情報センタースタッフ宛
eic_users@eri.u-tokyo.ac.jp 地震予知情報センター計算機登録者宛
eicapply@eri.u-tokyo.ac.jp 地震予知情報センター計算機登録用

C. データ

○地震研 anonymous ftp で公開されているデータ紹介 〜震源情報(日本編)〜

 地震研 anonymous ftp サイトでは,いろいろな地震関係のデータが整備され,ユーザに提供されています.地震研のサイトのアドレスは,

ftp://ftp.eri.u-tokyo.ac.jp/pub/data/

です.これらのでーたの再配布は禁止されていますのでご注意ください.

 anonymous ftp での利用の場合,パスワードには必ず自分のE-mail アドレスを入れてください.今回は日本付近で起こった地震の震源カタログを紹介します.

○地震研 anonymous ftp で公開されているデータ紹介 〜震源情報(世界編)〜

 前回に引き続き,地震研anonymous ftp サイトで公開している地震関係のデータについて,今回は世界中で起こっている地震の震源情報について紹介します.

ftp://ftp.eri.u-tokyo.ac.jp/pub/data/

です.

 なお,データの種類によっては,公開を地震研のマシンに限定しているものもあります.それらのデータは

ftp://ftp.eri.u-tokyo.ac.jp/pub/data/

で公開しています.地震研以外のマシンからは入ることができません.これらのデータを利用したい場合には必ず地震研にユーザ登録をして,地震研のマシンから取るようにしてください.また,これらのデータの再配布はできませんのでご注意ください.

 なお,anonymous ftp での利用の場合のパスワードには必ずE-mailアドレスをいれてください.

○WWWを用いた地震活動解析システムの紹介(TSEIS for WWW)

 このシステムは,インターネット上で普及してきたWWWを用いて,地震カタログデータベースにアクセス,地震活動解析を行い,その結果を可視化するシステムです.URLは

http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp:8000/tseis/

詳細は上記URLをアクセスしてみてください.

○オンラインによる広帯域地震波形(イベント)データの利用

 地震研究所では,さまざまな地震波形のデータの提供を行っています.今回紹介するのはアメリカのIRISデータマネージメントセンターと協力して行っている広帯域地震波形(イベント)データの利用についてです.

★gopher システムによるイベント波形データ

 これまでtaka.eri.u-tokyo.ac.jp で動いていた米国IRISデータマネージメントセンターのspyder(旧gopher)のシステムを,このほど

dmc.eri.u-tokyo.ac.jp

に移動しました.

 このシステムでは,IRISで収集している世界中の観測点の広帯域地震計の波形データが地震発生から数時間後には入手できます.地震後1週間くらいすると大きな地震に対しては数十点の観測点のデータが入手できます.

 ログイン名はgopherでパスワードはiris_gutsです.初めて利用する場合には名前を登録する画面がでてきますので,連絡先等を正確に入力してください.

★WWW版gopherシステムによるイベント波形データ

 最近のイベントでデータ収集が行われたものについて,WWW上でもデータをダウンロードすることができるようになりました.アドレスは

http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/badger/event.html

です.それぞれの地震に対し,どの観測点のデータがとれているかがわかり,それを見ながら必要なデータを選んでダウンロードすることができます(鶴岡氏作成).データの中身は上記のgopherシステムを利用した場合と同じです.

★IRIS FARM データ

 IRISのイベント波形データです.上記のgopherのデータは速報的なもので,電話等の回線で地震後すぐに回収可能な観測点のみのデータですが,FARMはIRISが収集する全観測点のイベント波形データです.これらのデータは今のところ,1977年から1996年までです.地震研究所海半球センターで管理しています.これらのデータは,地震研のanonymous ftpサイトから入手できます.

ftp://ftp.eri.u-tokyo.ac.jp/pub/data/iris/

anonymous ftp を利用する際,パスワードには必ず自分のE-mailアドレスを入力してください.

 なお詳しくは海半球観測センターニュースをご覧ください.

○新J-array地震波形データベースの紹介

 今回は,全国の地震観測・研究機関の研究者グループ「地震波形データ流通・新J-arrayシステム開発プロジェクト」による新J-array地震波形データベースについて紹介します.

 新J-array地震波形データベースは,日本列島の高感度地震観測網を大アレーに見立て,世界各地で発生している大地震の地震波をオンライン・リアルタイムで収集し,データベース化したものです.現在,全国の大学と気象庁の約400近い観測点の3成分の地震計の波形データが衛星テレメータシステムを通じて収集されています.

 地震波形データは,すべて20HzサンプリングのJ-array標準波形データ変換して保存しています.URLは,

http://jarray.eri.u-tokyo.ac.jp/jarray/

です.

 利用可能なデータベースは,連続波形データベースとイベント波形データベースの2種類です.連続波形データベースは最新の5日間が利用可能です.(近く約10日間に広げる予定です).イベント波形データベースは,日本付近のM5.0〜5.4および世界のM5.5以上の地震の観測波形のデータで,記録時間は地震の規模に応じて,30分(日本付近のM5.0〜M5.4),1時間(世界のM5.5〜M5.6),2時間(世界のM5.7以上)となっています.イベント波形データベースは,1996年11月から現在までの利用可能です.ただし,当初のものは,様々なトラブルにより不備な点が多いのでご利用に際してはご注意ください.最近のものは,ほぼ安定してデータが収録されています.

 ただ,残念ながら,まだ地震波形のデータの一つ一つを検査してはいないので,ご利用の際に疑問に思った点は情報センターまでお知らせください.