extraw

Section: WIN SYSTEM (1W)
Updated: 2000.12.20
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名称

extraw - データパケットと制御パケットを分離する  

形式

extraw inkey datkey datsize ctlkey ctlsize [ logfile ]

 

解説

extraw は、キー  inkey の共有メモリ・セグメントに巡回的に書き込まれている 「パケット種別付き」の win 形式のデータを読み込み、 パケット種別にしたがってパケットをデータ(種別コード "A1"〜"A4")と制御パケット(種別コード"A1"〜"A4"以外)に分け, パケット種別コードを取り去って、 それぞれを、キー  datkey およびキー  ctlkey で与えられる2つの共有メモリ・セグメントに書き出します。 キー  datkey および  ctlkey をもつ共有メモリ・セグメントが存在しない場合は、それぞれ 大きさ  datsize  (KB) および  ctlsize  (KB) の共有メモリ・セグメントが作られます。それらがすでに 存在している場合は、その大きさがそれぞれ指定された 大きさよりも小さいとエラーになります。 共有メモリ・キーは32ビットの整数値です。

ログファイル名  logfile を指定すると、ここに動作ログがとられ、 指定しないとログ情報は標準出力に 送られます。ログファイルは書き込みのたび毎に オープン/クローズされます。

入力側共有メモリ inkey 上の形式としては、"A1"以上の種別コードが付いたパケットの データを想定しており,これは recvs(1W) や -a オプション 付きの recvt(1W) 等のプロセスで受信/書き込みされるものです。 データ形式の詳細はこれらの項を参照してください。

出力側共有メモリ datkey / ctlkey のデータ形式は,種別コードのない、通常の書き込み時刻付き形式です。 データ形式の詳細は recvt(1W) を参照してください。

extraw は、引数なしで起動すると簡単な使用法を表示します。

 

オプション

なし
 

ソース

`extraw.c'
 

関連事項

winformat(1W), recvt(1W), recvs(1W)


 

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