従来のWINシステムでは、観測点コードで4文字、成分名で2文字を
超えると、正常に表示されませんでしたが、これらをそれぞれ10文字と
6文字まで取り扱えるようにしました。現在各プログラムの
マニュアルのページ
で見えるソースはこの対応済みのものです。主な変更点は次のようなものです。
win では観測点コードを10文字まで、成分コードを6文字まで許す。ただし
表示上正常に表示されるのは観測点コードと成分コードの合計が12文字まで。
hypomhでは観測点コードを10文字まで許す。それに伴って入力ファイルと
出力ファイルのフォーマットが変わった。ついでに(どうせ80桁にはいらなく
なるので)震央距離をmまで、時刻をmsまで出力するように桁数を広げた。
詳しくはソースを見てください。
pmon の印刷出力で観測点コードと成分コードで計11文字まで書けるように
した。
現在大学の衛星システムで流通しているデータの観測点コードの中には、
すでに機関間で重複しているものがあり、今後も調整は困難と思われます。
上記の変更は、気象庁内部で使用されているような機関ごとのプレフィックスを
観測点コードに付加することにし、そのために長くなる観測点コードに
対応しようとするためのものです。プレフィックス付きの観測点コードに
ついては eisei ML でご連絡します。